突然ですが、みなさんは練習ノートを毎日書いていますか?
なかなか面倒くさくて毎日は書いてないかな…。というか、書くメリットがあるんかわからない!!それに、書いてても何にも変わらないし…。
ノートを書く面倒くささ、とてもわかります。私も最初は面倒くさいなと思いながらも、書いていたら今では心の支えになるくらい大事なものになりました😊また、この記事を読むと練習ノート書くしかない!ってなりますよ😌
こんにちは!ケロクマです。
アーチェリーは高校から始めて、約7年間現役でプレーしていました。始めて2年目で全国強化指定選手に選出されたり、日本代表(U-17)選考会にも出場しました。大学では全日本選手権への出場や全日本室内では9位になるまでにいくことができました。
そんな私でも練習ノートを書くのが最初の頃はとてもめんどくさかったです。
でも、練習ノートを書くことで
- 試合で迷わなくなる!
- 自分の上手くいくポイントがわかる!
- 自分だけの必勝取り扱い説明書が出来上がる
というメリットがあるので、これを実現するための書き方をこれからお伝えしていきますね!
同時に、実際のノートの中身を写真を使って具体的にどう書いていけば良いのかまでお話しします!
このブログを読んでわかること
・上手くなるための練習ノートの書き方
・練習ノートを書くことで自分に起きる変化
・練習ノートを書くことの本質
※練習ノートの書き方を読む前にこちらを読んでから読むとさらに理解しやすくなります
実際のノートの書き方

(字が汚いのは許してください笑基本的に誰かに見せる目的で書いてるものでは無く自分がわかればいいやの感覚で書いてるので笑)
下記が書いていた内容です
✅日付
練習した日を書きます。これを書いておくと仮にテスト期間練習しなかった時にどれくらい練習していないかがすぐにわかります。
✅天気
意外と関係あるんか?と思ってしまいますが、おおありです。晴れている日と雨の日では絶対に違うからです。天気一つ書いておくだけでもその日、当たらなかった原因を探る一つの手掛かりになります。
ただ、ここで勘違いして欲しくないのは当たらない=天気のせいということにしないことです。あくまでも自分は雨の日と晴れの日だとどれくらいの差があるのかを知るための一つの手段だということを覚えておいてください。
✅風
風があるか、ないかを記入します。これもめちゃくちゃ大事で風がある時とない時でも点数は変わるはずです。これを書いておくことで、自分は風に対してどのくらい対処できているのかがわかります。
書き方は、下記の通りです。
ない場合:無し(無風の時)
ある場合:風向き(どっちからふいてるか)、強さ、向かい風や追い風があればそれも付け加える。もし、手元で吹くことがあったらそれも付け加える。
※左右両方の場合は、『↔︎』を書くといいですよ👍

ある場合の例(全て書いた場合):右→左 強〜中 向 たまに手元
強弱の基準は、大体は自分の中で決めてもらって大丈夫ですが、最初は難しいと思うので一応ケロクマ基準ですが、置いておきます😌
・弱:そよかぜレベル。エイムオフしてもしなくてもみたいな感じ。
・中:エイムオフする必要があるくらい。ただ、8点とかくらい。
・強:めっちゃ流される。エイムオフは青とか。
※エイムオフの場所は70m基準です。ただ、人によってエイムオフポイント変わると思うのでそこは把握しておく必要があると思います。ただ、体感的に感じてどう思うかが一番なので最初はそんな感じで問題ないです!
ようは、風を感じろってことです笑
✅したこと
練習した内容です。
ノートの写真で言えば、近射や70Mなどになります。
もし、筋トレなどもしたら筋トレの内容も書いておきます。
例:筋トレ(体幹1分、腕立て50回、腹筋50回、背筋50回、スクワット50回)
筋トレもメモしておくと次の日とはまた別のメニューができるのでおすすめです👍
✅本数
その日1日で練習したトータルの本数を書きます。
本数はカウンターで数えてます。カウンター、つけてますか?練習量を把握するためにも、管理するためにも必ずつけておきましょう!!
本数に関しての本質的な話はまたのちのブログで書いていくのでお楽しみに!!
これを理解すると自分がどれくらい練習する必要があるのかわかります。
✅ポイント
その日の練習で意識して練習することや課題を書きます。
ただ、やっていく中でここに書いているよりもいい方法が見つかればそっちにシフトします。
これを書いておく理由は、基本自分が上手くいく方法や、修正したいところを意識して取り組むため、忘れないようにするために書いています。
※このポイントはMAX3つまでが上限です。
理由は、
- 一気に修正しようと思ってもまず無理
- やってるうちに結局何をどうしていいのかわからなくなってさらに迷うから
やるべきことを明確にするためにも優先したい3つに絞りましょう。
✅気づいたこと
ここには、その日の練習をしてる中で気付いたことや感覚を書き留めておきます。
練習ノートの肝になる部分です。ここができていないと、毎日書いていても意味がないです。
いわゆる自分専用の射形&感覚の説明書になるので。
書き方として例えば、
・身体が引き手側に傾いてる
→押しが弱い、バランス崩れてる→押し側に重心置いてみる
という具合に自分が見てわかればいいのでこんな感じで書いておきます。
とにかく頭に浮かんだ方法を書き留めておくのです!笑
書くコツ(素早くかつわかるようにメモするには)
最初は文章で書きたくなるかもですが、キーワードで書くようにすればパパッとメモできます👍

矢印をつけたしたりして書くと後でみた時にどこのことを言ってるのかがすぐにわかるようになるのでおすすめです。
とにかく練習中のメモは時間との戦いなのでいかに簡単に自分がわかるように書くかが重要です
と、こんな感じで毎回練習する時は書いていました。
また、先生や先輩に教えていただいたことがあった場合は、
・教えてもらったこと
みたいな感じで書いていました。結論、自分が理解できればオッケーです笑
ここまでみると結構書くのがめんどくさいと思います笑
練習ノートを書く本質

ノートを書く本質は、
- 自分の射形を理解するために
- 迷わないために
- 上手くいかなくなった時に戻すために
など、とても大切な要素がつまっています。
書く理由やメリットについてはこちらの記事に書いてあります
本当に、本当に面倒くさいと思いますが、その面倒くささを乗り越えれば未来で困った時に過去の自分が助けてくれます。
ルーティンとして身体に覚え込ませて欲しいくらいです!笑
ただ、中には
練習ノートばっか書いてたら練習する時間なくなる・・・!
っていう人もいると思います。
その気持ち、めっちゃわかりますよ。射場にいる時は射ちたいですし、むしろ射て!って話なんですがね笑
書くタイミングは3つ

オススメの書くタイミングとしては、
- 矢取りいくまでの時間
- 休憩時間
- 練習終わってすぐ
くらいに私は書いていました。
どうしてもノートを練習中に書きたくない人は練習終わりに即書いてください!ただ、個人的にはスキマ時間に書くことをめちゃくちゃオススメします。ちなみに、練習終わってすぐの時は絶対に射場で書いてから帰っていました。
帰ってから書こうと思うと、結構忘れてることが多いです。
特に細かいことほどすぐに忘れますし、それが上手くいく秘訣だったら尚更やばいと思いませんか?
そういうこともあったので何がなんでもノートだけは書いてから帰っていました。
練習ノートを書き続けた結果
私は毎日練習ノートを書き続けた結果、書く前よりも劇的に上手くなりました。



もちろん、書くだけじゃ意味がありませんしどこまで書くかも自分次第です。
ただ、私は上手くなりたかったし試合で勝ちたかったからどんなけ小さいことでもメモっていました。
それが後々の試合で自分を助けてくれたことは何度もあります。
また、しっかりノートを書いているおかげで
- 自分の射形を完全に理解しているので試合で迷うことが減った
- 上手くいかなくなった時の立て直しが効いた
- これをすれば自分はもう当たる!っていうのがわかっていたので自信を持って試合に臨むことが出来た
それくらい練習ノートは大事で心の支えにもなっていました。
流石にここまで読んで、
やっぱ自分に練習ノートはいらんな笑!
って思った人はいないと思うので書いていない人は、今日からすぐに書き始めましょう!
余談ですが、ノートに
- 今の目標とする試合、点数
- 自己新
を書いておくと練習ノートとしてはかなりいいものになると思います!

書くのが面倒なのはめっちゃわかります。私もめんどくさがりな性格なので。でも、この面倒くさいことを続けた人が勝つと思っています。
そんな私でも続いてるのでこれを読んでくれているあなたも続けられます!
まとめ
今回紹介した方法は完全にオリジナルなので最初どうしていいかわからない人はとりあえずこれを真似してもいいし、既に書いてた人はいいもの見つけた!と思ったら是非取り入れて見てください☺️
すぐに変わることはないですが、継続すれば必ず結果は出てきます。
練習ノートをしっかり書くだけで上手くなるスピードが少しでも加速するなら書く以外ありません!
このブログを読んでくださっている一人でも多くのアーチャーの方が昨日より今日、今日よりも明日、強くなることを願っています!
それではまた次回ブログで!
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