【アーチェリー】点数を上げるスコアノートの書き方をやさしく解説

その他




こんにちは、SAYAKAです。

  • 目標点数をなかなか超えられない
  • いつも1点、2点が足りない
  • 点数が安定しない
  • 当たる時と外す時の差が激しい
  • 外れている原因がわからない

など、点数が上がらず悩んでいませんか?点数が上がらないと不安になりますよね。私もそうでした。

常に点数が安定せず、当たるときと外す時の差が激しい選手でした。しかし、あるコツを知って点数ノートの書き方を変えただけで点数が上がっていき、今では安定して点数が出せるようになりました。

 

そこで今回は、アーチェリー歴7年で、高校生の時にUー17(17歳以下日本代表選考会)に出場したり、大学生の時には全日本室内で9位になったSAYAKAが「点数を上げるスコアノートの書き方」について解説します。

 

【今回の記事を読むメリット】

  • 点数の上がる点取りノートの書き方がわかる
  • 安定して高得点をキープできるようになる
  • 目標点数を超えられるようになる




点取りでスコアノートは使わない。

突然ですが質問です。
あなたは普段点取りをする時にスコアノートを使いますか?それとも練習ノートを使いますか?

 

人それぞれありますが、私は練習ノートで点取りをしていました。スコアノートは点数の記録だけならとても楽ですが、いくつかデメリットがあります。

 

【スコアノートに書くデメリット】

  • スペースが狭く色々メモできない
  • 後で見返した時に外している原因など自分でもよくわからない
  • グルーピングをメモしづらい…

書き方を工夫すればいけるだろ?!という声が聞こえてきそうですが、基本、スコアノートはスコアを記録するためだけなのでメモなどを取れるスペースは多くありません。

 

練習ノートでスコアを記録する場合、1から自分で全部書く必要がありますが、圧倒的に練習ノートの方がメリットは多いです。

【練習ノートにスコアをメモするメリット】

  • 余白に点取り中の気づきなどがメモれる
  • グルーピングがメモしやすい
  • 後で見返した時にわかりやすい
  • カスタマイズし放題
  • ノートを2冊持たなくていい

理由を挙げるとキリがないくらいです。スコアノートを売っているショップの方から怒られてしまいそうですが、あくまでこれは個人的な意見です。

 

トップ選手を見ていると、スコアノートよりも練習ノートに書いてる選手が多い印象でした。

【練習ノートにスコアをつける人が多い3つの理由】

  • スコアノートに比べ、書けるスペースが広いから
  • 試合や練習の点取りでの気づきをメモできるから
  • もらったアドバイスを記入しやすいから

実際、スコアノートと練習ノートでやってみると、練習ノートの方がメモしやすく、後から見返しても色々な発見がありました。

 

練習ノートにスコアを書く方法と書く内容

ここからは練習ノートにスコアを書く方法や書く内容について解説していきます。

ちなみに、完成形はこんな感じ。

書く内容①

まず、練習ノートと同じように日付、風、天気を書きます。プラスで試合名と会場名も書いていました。

日付

日付がないと、いつ出た点数なのかや、自己新が出た日が分からなくなります。日付を書いておくと、いつ点数が出たかわかるため、現在の自分との比較に使えます。

 

風は強さと風向きをメモします。風のある試合とない試合では点数に差が出ますよね?

風向きなどをメモしておくとスコアノートを見返した時、スコアが悪い原因が風にあるとわかり、次の試合までに風対策をすることができます。

一方、風の強さや風向きをメモしていないとミスの原因がわからないため、同じ失敗をしてしまいます。

試合会場や射場なども書いておくと、同じ場所で試合をする時に、「ここは風強かったな」と事前に情報がわかるので試合前の対策もしやすくなります。

天気

天候によっても点数は変わります。特に晴れと雨では全然違いますよね。天気をメモしておくと、晴れの日と雨の日でどれくらいの差ができるのかが分かります。

差が分かると、差を埋めるための対策練習もできるので書いておきましょう。

 

射形で意識すること

射形で意識することは、主に以下の3つを書いておきます。

  • 自分が上手くいくポイント
  • 意識しないと崩れてしまうこと
  • 当てるために必要なこと

 

意識するポイントは最大3つまで

理由は、4つ以上書いても全て意識して射つことは難しく考えすぎなどで混乱するからです。

理想は1つか2つなので無理に3つにする必要はありません。当たっている時やグルーピングが良いときほどあまり考えずに射っていますよね。

射形で悩んでいるのに点取りをしないといけないとき、4つも5つも追加したくなる気持ちは分かりますが、一度に修正することは無理なため、3つまでにしています。

 

【意識することを3つまでに絞るメリット】

  • やることが明確になる
  • 点取り中に悩まなくなる
  • 最後まで射形に集中して射つことができる

 

私もあれこれ考えたりするタイプだったので、たくさん追加したくなる気持ちはわかります。

点数が上がらない原因は色々ありますが、一番は迷いながら射っているときでした。(経験談)

 

試合のときには試合名と会場名も忘れずに!

試合のときは、次の2つも書いておきましょう!

  • 試合会場
  • 試合名

前回の試合の振り返りや見返した時にすぐに試合の点数だと判断できます。

また、他の情報と併せて会場の特徴(例:風が強い、風の向きが変わりやすい)もわかるため、試合のときは必ずメモしておきましょう。




 

書く内容②

①の記入が終わったら次は目標点数を書いていきます。

目標点数を細かく書く

目標点数は以下の3つを書きます。

  • トータル(72射もしくは30射)
  • ハーフ(36射もしくは30射)の合計の目標
  • 1エンドごとの点数(3射もしくは6射)

 

目標点数を3つも書く理由は、

  • 36射で何点射てばいいのかがすぐにわからないから
  • 何点を射てば目標点数を達成できるのかがわかりにくいから。
  • 1エンドで最低何点射たないといけないかがを明確にするため。
  • 目標点数がないと点数に対してどうでも良くなるから

では、どうやって目標点数を細かく決めていけばいいのでしょうか。

 

目標点数の決め方

目標点数は次の順番で決めていきます。

  1. トータルの目標決める
  2. 1での目標点数を半分で割る
  3. 2の目標点数を1エンドごとにする
  4. 3の目標点数を1本で射つ点数にする
トータル点数を決める

まずは72射で達成したい点数を決めます。今回は目標点数を600点にします。

 

ハーフの点数を求める。

トータルの点数が決まったら36射の目標点数を決めます。

今回はトータルが600点なので、36射で必要な点数は300点となります。

計算式:600点(72射の合計)÷2(前半、後半とあるため2)=300点(36射で必要な点数)
1エンドごとの点数を求める

36射の点数がわかったら1エンドごとの点数を求めます。

36射で300点を達成するためには、1エンド50点必要だとわかります。

計算式:300点(36射計)÷6(エンド)=50点(1エンドで必要な点数)

1エンドで射つ点数がわかれば、求めた点数を射ち続ければ目標達成できることがわかります。

 

1本ごとの点数を求める

1エンドごとの点数がわかったら今度は1エンド(6射)の中で1本ごとの点数を考えます。

今回の例では、1エンドで50点必要です。50点を1本あたりにすると8.333となります。

計算式:50(1エンドの点数)÷6(1エンドで射つ本数)=8.333…(1本あたりの点数)

計算上、割り切れないこともありますが、1本当たり8点以上となります。8×6=48点なため、あと2点あげるためには6本中2本は9点を射つ必要があります。

 

正直、1本ごとの点数まで計算するのはめんどくさいですよね。でも、めんどくさいことをやっている人が勝っています。

 

【1本あたりの点数を求める3つの理由】

  • 1本あたりの点数がわからないと1エンドごとの目標点数が達成できないから
  • ミスしても何点までは射っても大丈夫というメンタル的な余裕ができるから。
  • 細かく点数を分解することで何点射たないといけないかがわかるから

特に試合中は点数に対して敏感になりがちです。目標点数を細かく決めておくと、メンタル的にも余裕ができ、焦らず最後まで試合ができます。

 

補足:インドアなど1エンドが3本の場合

インドアや50,30mになると1エンドで3本になる場合は以下の方法で求めます。

  • 6本の点数を2で割って3本ごとの点数を出す
  • 3本の点数を3で割り、1本ごとの点数を出す

インドアでやるとこんな感じです。

今回の例は1エンド50点必要なので、3本ごとに分解すると、1エンド25点が必要とわかります。

計算式:50(1エンドで必要な点数)÷2(6本を3本ごとにわかるため、2)=25(3本で必要な点数)

 

さらに1本ごとの点数を求めるために3で割ると、1本あたり8点か9点が必要とわかります。

計算式:25(3本で必要な点数)÷3(1本ごとを出すため3)=8.3333(1本あたりの点数)

私はこの方法を教えてもらってから欠かさずにやり続けているうちにだんだん安定して点数を射てるようになりました。

点数競技であるアーチェリーに置いて目標点数を定めないのはただ射ってるだけにすぎず、上手くなるための練習とは言えないです。

また、点数を上げるためには細かく点数を意識していく必要があるため、毎回の点取りで必ず決めるようにしましょう。




 

エンド数と合計

前半、後半それぞれで縦に1〜6まで(もしくは5まで)を書き、最後に合計を書きます。

70mあれば6エンドまで、18mであれば5エンドまでですね。

後半の1〜6エンドを書くときは、前半スコアの下に書くか次のページに書きます。

前半の下に書くと

  • 36射分のグルーピングメモするスペースが厳しくなる
  • メモスペースが減る
  • 気付きをメモするスペースが無くなる

のでもう1ページ使う方をオススメします。

 

的を書いてグルーピングメモを作る

エンド数を書いたら、横もしくは下に10点から7点くらいまで的を書き、十字線も引いておきます。

グルーピングメモは、矢取りのときに的前でメモします。

【十字線を書く理由】

グルーピングメモを見返した時に左右、上下のどこに一番矢が集まっているのかがわかりやすいから。

グルーピングがわかれば、サイトもグルーピングしているところに動かせばいいため、試合中にサイトを動かしすぎて訳がわからなくなった…。ということを防ぐことができます。

 

グルーピングを書くと点数が上がる理由

グルーピングは、点数をあげたいなら絶対書いておくべきです。

【グルーピングをメモして点数があがる理由】

  • グルーピング(矢の集まり)を理解してないといつまででも外れ続けるから。
  • サイトはグルーピングに対して動かすから。
  • 矢のグルーピングをいかに中心に持っていくかで点数が決まるから。

グルーピングを記録せずにサイトを動かし続けた結果、やっとサイトが合ったと思ったら試合が終わってる…なんてことになります。サイトを動かすコツや方法は別ブログで解説します。

 

実際は風などもあるため単純にはいかないです。しかし、傾向を知ることが出来ればサイトを動かして調整できるため、外し続けることを回避できます。

 

極論、試合は当てたもん勝ちです。

 

実際にグルーピングをメモをするとこんな感じになります。メモを見れば自分の矢がどこでグルーピング(矢の集まり)してるのかがわかります。

 

試合中、試合後に書くこと

前回までの項目は、試合前の準備でしたが、ここからは試合中もしくは試合後に書くことをお伝えします。

自分の感覚や気付きなどをメモする

点数のところに自分の感覚や感じたことをメモしておきます。

自分の感覚や気付きをメモしておけるかが試合で勝ち続けられるか、負けるかの分かれ道。

感覚を言語化することは難しいですが、メモを残すと次のメリットがあります。

【感覚を言語化する3つのメリット】

  • 上手くいく理由がわかる
  • 試合で外す傾向や原因がわかる
  • 練習と試合の違いがわかる

 

たとえば、55点が出たとします。しかし、次のエンドは48点。この時、何もメモしていないと、

  • 55が出た理由
  • 次のエンドで48点に落ちた理由
  • 自分の傾向(当たるときと外すときの違い)メンタル的なところや射つリズムなど)がわからない

など、同じ失敗をします。

 

【メモを取らないと起きるデメリット】

  • 自分はどういう感覚で射ってる時に当たるのかがわからない
  • 外れるときの傾向がわからない
  • ずっと同じ失敗を繰り返し続けてなぜ点数が上がらないのか迷い続ける

 

メモはどんなに小さなことでも構いません。深く考える必要はなく、「そのとき感じたことを素直に書いておく」ことがポイントです。

 

メモに残して当たってる理由、外している理由がわかれば

  • 低い点数を射たないためには点数を意識しない
  • いい点数を射つためにはリズム良く射つ
  • 射形を意識する

など、当てるために必要なことを意識して点取りや練習ができます。

何度も繰り返すと少しずつ自分のクセや傾向が出てくるため、点取り中に素早く修正できるようになります。

 

まとめ

今回は、「点数を上げるスコアノートの書き方」について解説しました。

 

点数は1日や2日で上がることはありませんが、継続して取り組めば点数は上がっていきます。

 

点数の上がらない期間は苦しいですが、その苦しさを乗り越えた先には成長した自分がいる!と思い諦めずに粘り強く取り組んで欲しいと思います。

 

それでは、また次回ブログで!

 




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