射形

【アーチェリー】グリップが滑る原因と滑らないグリップの作り方を解説!

KEROKUMA

こんにちは、ケロクマです。

  • まっすぐに押せずグリップが外側へ抜けていく
  • 手汗や雨で滑る
  • セットでグリップを決めても動いてくる

など、グリップが動いたり滑ったりしてちゃんと押せない…と悩んでいますよね。

グリップが滑る原因の大半は、セットで正しくグリップを作ることが出来ていないこと。

滑らないセット方法をしないとどれだけ形や押す方向を変えてもグリップは滑り続けます。

グリップができているか否かで結果にも天と地の差があります。グリップは唯一弓と触れている部分なので、グリップが変われば射形が変わると言っても過言ではありません。

  • グリップを修正したら、押し手の肩が下がった!
  • 引きやすくなった!
  • 押し手が負けなくなった!

など、グリップ1つで大きく変わります。

そこで今回は「グリップが滑る5つの原因と解決方法」を解説します!

【今回の記事を読むメリット】

  • グリップが滑らずにまっすぐ押せるようになる
  • 滑らないセット方法が分かる
  • 押し手の肩の悩みがなくなる

動画での解説はこちら!

https://youtu.be/JFK-yS9A06I
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グリップが滑る5つの原因

グリップが滑る原因は大きく5つ。

  • セットで正しくグリップ出来ていない
  • 手のひらが触れている面積が少ない
  • 触れている面全体で押せていない
  • グリップが手に合っていない
  • 手汗や雨

セットで正しくグリップ出来ていない

セットで正しくグリップが出来ていないと、まっすぐに押せずグリップが滑ってきます。

なぜなら、グリップに対してまっすぐ力が伝わらない(上手く力を伝えられない)から。

ケロクマ

ケロクマ

グリップは押すというよりも弓からの力を受け止めている(支えている)感覚です。故意に”押す”必要はありません。

グリップに対してまっすぐ力を伝えられないと、肩に力が集中して押し手の肩が負けたり詰まったりもします。それくらいセットでグリップを決めておくことは大切です。

グリップに差が出る原因は、セット時に何となくの感覚でグリップを決めているから。

感覚だけで決めると、押すポイントやグリップの形自体が変わって良い時と悪い時の差が出やすいです。

手のひらが触れている面積が少ない

グリップの4本指の角度が広くなるほどグリップの触れている面が少なくなるため、グリップ自体が不安定になりやすいです。

写真のグリップは45度の理想的な角度

【グリップと触れている面積が少ないデメリット】

  • グリップが不安定になりやすい
  • 外側へ力が逃げやすくなる
  • グリップが滑りやすい

グリップに触れている面積が少ない=外側へ力がかかりやすい状態なので、グリップが滑りやすいです。トップ選手でもガッツリ目に持つ選手から浅めの選手まで様々ですが、浅くなるほどグリップの難易度は高くなります。

もちろん、どちらの持ち方(押し方)が合うのかは人によります。

  • 浅すぎる:手のひらが触れる面積が少なく、力が外側へ逃げてグリップが滑る
  • 深すぎる:押し手の腕が内側に入りすぎて弦が腕に当たる、手首が横を向いて肩が負ける

手のひらが触れている面積が少なくなるのは、グリップの角度が広すぎるから。

今使っているグリップでの正しいセットが難しい場合、グリップが手に合っていない可能性も考えられます。その場合はパテを盛るなどであなたの手に合ったグリップにする必要があります。

詳しくはこちら。

触れている面全体で押せていない

力のかかるポイントがピボットポイント(グリップの一番凹んでいるところ)だけになると、弓がフラつきます。

弓がフラつくのは、手のひらが浮いて母指球でしっかりと弓を支えられていないから。

ケロクマ

ケロクマ

理論上はピボットポイントを意識して押しますが、実際はピボットだけを意識して押すのは難しいです。

【点押しするデメリット】

  • グリップ自体に安定性がなくなる
  • グリップが滑りやすい
  • 上から下への力がかかって矢がダウンしやすい

1番力がかかるのはプレッシャーポイントですが、点押しせずに触れている面全体で押すことが大切です。

ケロクマ

ケロクマ

正しくグリップがセット出来ていれば手のひらが浮くことなくピボットポイントに対してまっすぐに押すことができます。

グリップが手に合っていない

セットでグリップを決めているのにグリップが滑ったりまっすぐに押せない場合は、グリップが手に合っていない可能性があります。

市販されているグリップがしっくり手に合う人は4人に1人と言われています。大体の人が何となく合うか合わないくらいです。

また、人それぞれ骨格が違うので手に合うグリップも変わります。グリップが変われば支えやすさ(押しやすさやセットのしやすさ)も変わります。

ケロクマ

ケロクマ

グリップがやりやすくなるだけで射形が8割良くなると言っても過言ではないくらいグリップは重要です。

詳しくは→あなたの手に合ったグリップの見つけ方

手汗や雨

セットでしっかりグリップを決めていても手汗や雨でグリップが滑ることがあります。手汗がひどくてグリップが滑る人はグリップテープを巻くのがオススメです。

【グリップテープを巻くメリット】

  • グリップが滑りにくくなる
  • 毎回同じ位置でセット&押しやすい
  • グリップがズレるのを防げる
ケロクマ

ケロクマ

手汗で滑らない選手でもグリップのズレを防いだり、毎回同じ位置でセットするためにテープを巻くのはアリですよ。

セットでグリップをしっかり決める

グリップが滑る原因で一番多いのは正しい形でセット出来ていないことです。なので、まずは正しくグリップがセット出来ているか確認しましょう。

  1. 人差し指と親指の付け根をピポットポイントに対してまっすぐつける
  2. 手のひらをグリップの面全体につける。このとき、生命線がグリップの際に来るようにする
  3. 指は軽く曲げてハンドルを包み込むようにする

グリップをセットする時に人差し指と親指の間をピボットポイントに対してまっすぐ付けると、押すポイントがズレにくいです。

ケロクマ

ケロクマ

手の中心をグリップにつけることができるため、毎回同じ位置でセットしやすくなります。

手の中心とは、赤丸で囲ってある部分

弓がフラつくのは、

  • 母指球がグリップについていないこと
  • グリップに触れている面積が少ないこと
  • 指を開いていること

でしたね。

★母指球をグリップの面に対してしっかりつける&4本指をハンドルに沿わせてグリップを包むようにすることがグリップを安定させるコツ

グリップをセットで決めやすくする3つのコツ

  • 2のときに引き手で軽く引く
  • 引き手→グリップの順でプレドローをしながら決めるとセットしやすい
  • 人差し指側が高くて親指側が低くなる

引き手を軽く引く(プレドロー)とグリップに圧を感じてセットしやすくなります。

グリップ→引き手の順でセットするとグリップは決めづらいです。しかし、引き手→グリップの順でプレドローをしながら決めるとセットしやすくなります。

グリップは人差し指側が高くて親指側が低くなるようにセットします。

人差し指が高くて親指が低い状態。 人差し指の関節だけが上にきているのがわかる。

人差し指と親指が同じ高さになるデメリット

  • 手首が内側に入りすぎる
  • まっすぐに押すことが難しくなる
  • 腕に弦が当たる

手首が内側に入りすぎると弓と腕のキョリが近くなるため弦が腕に当たりやすくなります。また、手首が横を向いて弓に対してまっすぐの力を加えることが難しく、左右へのミスが出やすいです。

イラストは極端な例
ケロクマ

ケロクマ

イラストのようにグリップを横から握るような持ち方をすると、弓に対してまっすぐ力を伝えることができません。

人差し指側が高くなりすぎるデメリット

  • 手の肉付きのいい部分(人差し指と親指の間)がグリップの上に来て指全体がハンドルの上に乗る
  • グリップに対して巻き付いている状態になる
  • 変な回転がかかりやすくなる
引用:トータルアーチェリー
ケロクマ

ケロクマ

グリップに巻き付いている状態になる人のほとんどがピボットポイントにスキマがあります。

なので、人差し指の関節がハンドルの上に来るようにして親指側よりも高くなるようにしましょう※

関節が上に来るようにセットすると、人差し指は地面を向いて弓に巻きつかないため親指からグリップに対してまっすぐ力を加えやすいです。

毎回同じようにセットするコツはセットでグリップを目視する

引き手でプレドローをしたあと、目視で毎回同じ位置にセットできていることを確認してからセットアップしましょう。

グリップが一定せず動いたりするのは何となくの感覚でグリップを決めているからです。

感覚は日によって変わるもの。感覚頼りになると毎回同じ位置で安定させることが難しくなります。

ケロクマ

ケロクマ

毎回同じ位置でグリップが出来るようになればそれが感覚となって後からついてきます。

おまけ:グリップテープの巻き方

手汗や雨でグリップが滑る人はグリップテープを巻いて滑りを防止しましょう!

準備するものはグリップテープ(BowBrandがオススメです)です。

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グリップテープの巻き方は2つ

グリップテープの巻き方は大きく2つあります。

  • クロス型
  • ノーマル巻き

今回はノーマル巻きを紹介します。

STEP1:グリップテープについているビニールを取ります。

STEP2:グリップテープの太い方をグリップのピボットポイントよりも少し下の位置におきます。

斜め下に向かってテープを置きます。

STEP3:②の部分を巻き込んで引っ張りながら巻いていきます。

なるべく等間隔になるように巻きます。

ケロクマ

ケロクマ

スキマができないように引っ張りながら巻くとキレイに巻けます

STEP4:グリップの下まで巻き切ったら、粘着テープを剥がして(細くなっている部分)仮止めします。

※写真は太い方が下に来ていますが、実際は粘着テープが付いたものが下に来ます。

STEP5:最後に付属のテープで巻いて完成!

最後に

グリップが滑る5つの原因と解決方法をお伝えしました。

グリップは当たりに直結する大切な部分。反面、アーチェリーの中でも難しい部類です。

しかし、グリップが正しくセットできるようになれば今ある押し手の悩みの8割は無くなると言っても過言ではありません。それくらいグリップは影響が大きい部分です。

だからこそ、今回の記事を参考に正しいセット方法を身につけてグリップの悩みをなくしましょう。

それでは、また次回ブログで。

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ABOUT ME
KEROKUMA
KEROKUMA
レッスン講師&ブログ管理人
高校でアーチェリーを始め、スポーツ推薦で大学進学。高校生の時、全国強化指定選手Aチーム選出、アンダークラスの日本代表選考会出場等への実績を持つ。大学では部の主力選手として大学王座決定戦に2度出場、個人では全日本室内で9位等の成績を収めた。大学卒業後は紆余曲折を経てCPに転向し、全日本室内で優勝。現在は選手活動を続けながらアーチェリーのレッスン講師や、ブログでアーチェリー技術の発信活動を行っている。
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